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AI活用 ― 独自ドメインで公開する

ブランド名を決め、
独自ドメインで公開した話

公開日:2026/07/23 筆者:アラフィフ一人娘パパ

前回、記事同士の導線を育てていった話を書いた。バラバラだった記事が一本の道でつながった頃、次に向き合ったのが「このブログの看板」そのものだった。仮の名前のまま、仮の間借りドメインのまま、ずっと運営していたからだ。

「ラボ」を外して、言い切る名前に変えた

それまでの名前は「50代の副業とお金ラボ」。悪くはないが、自分がAIをどう使っているかが名前に出ていなかった。試行錯誤の末、「50代、AI素人の副業とお金」という名前に変えることにした。「ラボ」のような締めの言葉をつけず、素人であることも隠さずに言い切る形にした。

32ファイルに散らばっていたブランド名を、Claude Codeに一括で置換してもらった。ヘッダーのロゴ表記のように、文字がタグで分割されている箇所は自動置換だとレイアウトが崩れる恐れがあったので、そこだけ目視確認をお願いした。

実際に使ったプロンプト(抜粋)文字列「50代の副業とお金ラボ」を「50代、AI素人の副業とお金」に、 リポジトリ内の全.htmlファイルで一括置換してください (git grep -l "50代の副業とお金ラボ" で対象ファイルを洗い出してから実施。 現状32ファイルがヒットするはずです)。 注意:ヘッダーのロゴ表記のように、 <span>50代の</span>副業とお金ラボ のようにタグで 分割されている箇所は、置換後の文言が不自然にならないか 各ファイルのロゴ表示部分だけは目視確認してください。

間借りドメインから、自分の住所へ

それまでは Cloudflare Pages が自動で割り当てる `fukugyo-lab.pages.dev` という間借りのドメインで運営していた。ブランド名を変えるのに合わせて、`50-ai-fukugyo.com` という独自ドメインを取得し、そちらに向き先を変えることにした。

ドメインの取得とCloudflareへの接続自体は難しくなかった。大変だったのはむしろこの後の、検索エンジンへの登録作業だった。

Google Search Consoleへの登録でつまずいた点

新しいドメインを検索エンジンに認識してもらうには、Google Search Console(GSC)への登録が要る。ここで地味につまずいたのが、サイトマップの送信画面だった。サイトマップ自体は正しく用意できていたのに、相対パスの`sitemap.xml`とだけ入力すると「サイトマップのアドレスが無効です」と繰り返し弾かれた。原因は単純で、`https://`から始まる完全なURLで入力し直す必要があった。

エラーメッセージだけを見ると「サイトマップの中身が壊れているのか」と焦ってしまうが、実際はもっと単純な入力形式の問題だったりする。困ったときほど、一つずつ条件を確認する落ち着きが要ると感じた場面だった。

もう一つ手間取ったのが「アドレス変更ツール」だった。旧ドメインと新ドメインの両方をGSCで所有権確認した上で、実際に301リダイレクトが機能していることまで確認されて、初めて「移動」を申告できる仕組みになっている。

旧ドメインを迷子にしない、301リダイレクト

ここでもう一つ問題が起きた。旧ドメイン(`fukugyo-lab.pages.dev`)から新ドメインへの301リダイレクトを`_redirects`ファイルに書いたのに、実際には効かなかった。理由を調べてもらうと、`_redirects`ファイルのホスト名指定によるリダイレクトは、自分が保有する独自ドメインでは効くが、Cloudflare Pagesがもともと割り当てる`*.pages.dev`ドメイン自体には効かない仕組みだと分かった。

そこで、アプリケーション層で確実にリダイレクトさせるため、Cloudflare Pages Functionsを使うことにした。

実際に使ったコード(functions/_middleware.js)// 旧ドメイン(*.pages.dev)から新しい独自ドメインへ // 強制的に301リダイレクトするCloudflare Pages Function export async function onRequest(context) { const url = new URL(context.request.url); if (url.hostname === "fukugyo-lab.pages.dev") { url.hostname = "50-ai-fukugyo.com"; url.protocol = "https:"; return Response.redirect(url.toString(), 301); } return context.next(); }

これでようやく、旧ドメインにアクセスしても新ドメインへ自動で転送されるようになった。GSCの「アドレス変更ツール」の検証項目(301リダイレクト・両サイトの所有権確認・サンプルページのリダイレクト)もすべて合格し、無事に移行を申告できた。

正直に書く。うまくいかなかったヒーロー動画の話

ここまでは、うまくいった話ばかり書いてきた。最後に、うまくいかなかったことも書いておきたい。トップページのヒーロー部分を、脳をモチーフにした短い動画(ネオンカラーの脳が背景ネイビーの上に浮かぶイメージ)にリニューアルしようとした。

Claude Codeと一緒に、動画の余計な映り込みをffmpegで編集で取り除き、背景だけをサイトのネイビーに合わせ、脳の配置がずれて半分切れてしまう不具合も何度か直した。それでも、実際にサイトで表示してみると、思うように動画が安定して表示されない場面が残った。

最終的には、自分の判断で動画をあきらめ、代わりに静止画を用意してヒーロー画像として差し替えた。動かせば良いというものではなく、確実に表示される形を選ぶ方が読者にとって親切だと思ったからだ。

AIに任せれば何でもきれいに解決する、というわけではない。うまくいかないときに「では次善の策は何か」を自分で判断することも、結局は自分の役目として残る。この記録が、これから自分のブログを持とうとする誰かの、遠回りを少し減らせたら嬉しい。

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