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AI活用 ― 導線を育てる

記事が増えるほど迷子になる。
導線を育てていった話

公開日:2026/07/23 筆者:アラフィフ一人娘パパ

前回、Claude Codeに切り替えた話を書いた。コピペの往復から解放されたのは大きかったが、記事が増えるとすぐに別の壁にぶつかった。「一覧ページがどんどん縦に伸びて見づらい」「読み終えた記事の先に、次に読むべき記事が用意されていない」。どちらも、AI初心者の自分がひとりで手を動かしていたら、なかなか気づかなかった問題だと思う。

記事が増えて起きた、2つの困りごと

お金カテゴリ、AIカテゴリと記事を増やしていくうちに、一覧ページ(カード形式)がどんどん下に伸びていった。スマホで見ると、目当ての記事にたどり着くまで延々スクロールする羽目になる。

さらに、記事本文を最後まで読んでも、その先に何も用意していなかった。読者からすれば「読み終わった。で、次は?」という状態で放り出されているのと同じだ。自分の書いた記事同士が、実はほとんど繋がっていなかったことに、この頃ようやく気づいた。

一覧ページを「枠の中スクロール」に変えた

最初は「もっと見る」ボタンで折りたたむ案を試したが、実際に触ってみると、ボタンを押すたびにページの高さが変わって落ち着かない。相談の結果、一覧全体を固定の高さの枠に入れて、枠の中だけがスクロールする形に変えることにした。

実際に使ったプロンプト(抜粋)記事一覧の「もっと見るボタン」方式を「1つの枠の中スクロール」方式に 置き換えて、コミット・pushまで行ってください。 ## 背景 money/index.html・ai/index.html・mirai/index.html の記事一覧には、 前回の作業で「最初の数枚はフルカード表示、残りはボタンを押すと リンクリストが展開される」というJS/CSSが実装済みです。 ユーザーとの相談の結果、この「ボタンで展開」方式をやめて、 次の方式に変更することになりました。 ・記事一覧全体を、固定の高さを持つ1つの枠でラップする ・その枠の中だけが overflow-y:auto でスクロールする (ページ全体の高さは一定のまま) ・記事数が少ないリスト(3枚以下)は今まで通り枠なしのまま

ボタンのクリックという「読者側の一手間」をなくして、枠の中を眺めるだけで全部が見渡せるようにした。これだけで、一覧ページの居心地がだいぶ良くなったと思う。

読者を行き止まりにしない「次に読む」を全記事に

次に取りかかったのが、記事末尾の「次に読む」リンクだった。ここで一つ、Claude Codeに念押しした条件がある。すでにアフィリエイト誘導用の大きな中央寄せボタンがあったので、それとは別に、控えめな左寄せのリンクを新設してほしいと伝えた。

大きな中央寄せの案内ボックスを記事末尾に何個も並べると、それだけで「AIが量産した記事」っぽい見た目になってしまう。回遊リンクは目立たせすぎず、本文の続きのように置くことを意識した。
実際に使ったプロンプト(抜粋)記事末尾に「次に読む」導線を追加し、行き止まり構造を解消してください。 本文の中身は一切書き換えない。末尾リンクブロックの追加が中心です。 大前提: ・既存の .cta(大きな中央寄せボックス)は使わない。これは アフィリエイト誘導専用に温存する。記事間の回遊リンクには、 下記の軽量な左寄せ .read-next を新設して使う。 ・本文中(<p>の中)にある既存の文脈リンクは削除しない。 今回やるのは「末尾に前向きな道しるべを足す」こと。 各ソース記事の末尾に、以下の文言で .read-next を追加する: | ソース記事 | 行き先 | 親切ボタン文言 | | kaishain-keiken-ai.html | /gazou-omosa-ai.html | 前提を伝え忘れた次は、画像の重さで躓いた話 |

お金カテゴリで12本、AIカテゴリで数本、記事同士を一列につなげた。「NISAの基礎」を読んだら次は「iDeCo」、その次は「資産配分」というふうに、読者が迷わず次の一歩を選べるように配線表を先に作ってから頼んだのがよかった点だと思う。

迷子になりかけた読者の受け皿、ハブページ

導線を整理している途中、既存の記事がリンクしている先のページ(`mirai/`)がそもそも存在しないことに気づいた。作りかけで放置していたのだと思う。これも合わせて、ハブページの新設とAIライティングツールの比較記事、Transcopeの始め方記事までの3段階の流れ(why-ai→比較記事→始め方記事)を一度に整えてもらった。

存在しないリンク先を放置していたことに、自分ひとりでは気づけなかったかもしれない。「サイト全体を俯瞰して壊れているところを洗い出す」というのは、Claude Codeに頼んで初めて実感できたありがたみだった。

直してもらって気づいた、任せ方のコツ

この段階で気づいたのは、「変えてほしい箇所」だけでなく「変えてほしくない箇所」を先に伝えておくことの大切さだった。既存のアフィリエイトCTAには触れない、本文中の文脈リンクは消さない——そう釘を刺しておくことで、意図しない箇所まで巻き込んで壊されることがなくなった。

次の記事では、この導線づくりの延長線上で行った、ブランド名の変更と独自ドメインへの移行、そして正直に告白すると、うまくいかなかったこともあった話を書いていく。

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